金井 球

kanai kyuu

2001年9月23日生まれ、東京都出身。 文章・写真・ZINE制作・ラジオ・演技など、ジャンルを横断して活動するマルチクリエイター。日々の違和感や記憶の揺らぎ、感情のざらつきをすくい取るように、自分だけの言葉と表現を編んでいる。2020年、「金井球」という名前を自ら名乗り始める。金井は本名から、球は9月生まれの「9」から音を取り、好きな芸人へのオマージュ、そして”どうぶつのなきごえみたいでかわいいから”という感覚的な理由が重なり、この名前が生まれた。 2022年、「ミスiD2022」にてグランプリを受賞。 その存在感と独特の語り口に注目が集まり、以降、noteでのエッセイ連載「スーパー・スキップ・午前中」や、園凜とのポッドキャスト番組「ラジオ知らねえ単語」など、表現の幅を広げていく。 ときにユーモラスで、ときに鋭く。 自分自身の不器用さや葛藤すらも丁寧に見つめ、飾らない言葉で誰かの「それ、わかるかもしれない」をそっとすくい上げるような文章と語りが、世代やジャンルを越えて支持を集めている。 ZINE「はじめましてが始まる」や、自主制作のフォトブックでは、身近な風景や心の一場面を切り取った写真とことばを融合させ、見る人の感覚にそっと触れるような作品世界を展開。 演技の場にも挑戦し、グラビアや舞台、イベント出演など、その表現のフィールドはさらに広がりを見せている。 2024年にはMIXUSに所属し、2025年からはフリーでの活動をスタート。 「ジャンルでくくられたくない」という想いのもと、“書く・話す・撮る・演じる”という複数の手段を通じて、今日もどこかで、自分の“ことば”と“声”を探している。